過失割合の定め方
交通事故の案件で保険会社と交渉するに当たり、過失割合について争点となることが多々あります。大きな問題となることも多いです。事故の態様は様々ですので一概には言えませんが、事故類型ごとに基準があります。
「別冊判例タイムズ16 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」という本があり、この基準を使って過失割合を定めるケースが多いです。保険会社もよくこの本の基準を使って過失割合の提示を行います。
しかし前述したように、実際の交通事故の態様は様々です。本の基準では判断できないことも多々あります。また、上記の本の基準には事故態様によって修正要素があり、保険会社が提示してくる過失割合が大きく変わることもあります。
当事務所では十分な検証をしてから交渉に取り掛かります。お客様から事故態様について伺うことはもちろん、刑事記録の取り寄せや、保険会社の主張する過失割合についての妥当性の検討などもしっかり行います。過失割合に疑問があるという交通事故被害者の方はお気軽に当事務所へご相談ください。