子供の高次脳機能障害者支援のための研修会
ハートピアかごしまで行われた研修会「子供の高次脳機能障害と対応」に当事務所の弁護士とパラリーガルが参加して参りましたのでご報告致します。
「高次脳機能障害に関する講演会」
成人の高次脳機能障害では、事故に遭遇する前の機能が回復することがポイントになります。しかし小児の場合、脳機能の「回復」だけではなく、「成長」についても問題になります。
後遺障害が残存してしまった子どもの脳について、「成長」と「回復」をどう促すか、そして家族や教師、社会がどう対応していけばいいのかということについてお話しいただきました。
交通事故に対応していく弁護士として、事故に遭遇してしまった子どもの脳の成長段階を考慮し、年齢によって対応が全く異なるということを知っていることは大変重要だと思います。
「ご家族によるお話し」
実際に孫や息子が高次脳機能障害を負ってしまったというご家族のお話しもありました。家族の生活の変化、脳機能を回復・成長させるための取り組みについてお話しいただきました。被害者が中学生であれば受験に大きな影響があり苦労されることなど、具体的な問題をご家族の視点から聞くことができました。ご家族のお悩みだけでなく社会の問題点についてもお話しいただきました。
「当事務所は高次脳機能障害に力を入れています」
子どもが高次脳機能障害を負ってしまった場合のご家族の辛さは想像することもできない程です。よってその知識を身につけておくことはもちろん大切ですが、それだけでなく、ご家族の気持ちを少しでも理解することが適切な賠償金の獲得に繋がると改めて感じました。
当事務所は高次脳機能障害に力を入れております。大切な方が交通事故に遭遇し、高次脳機能障害を負ってしまったら、ぜひお気軽にご相談ください。当事務所は少しでも被害者やそのご家族の不安を軽減させられるよう、力を尽くして対応させていただいきます。