被害者参加制度で加害者に苦痛を訴える
交通事故の被害者になってしまった方の中には、加害者にこの苦しみや悲しみを訴えたいと言われる方がいらっしゃいます。
交通事故については、加害者側とは保険会社を通してやり取りをすることが多いので、加害者本人に被害者の苦しみを訴える機会はなかなかないのが現実です。
そういった場合には民事裁判の訴訟提起と刑事裁判の被害者参加制度の利用をご提案いたします。
ただ、民事裁判の訴訟提起については、保険会社が選任した弁護士が代理人として出廷することが多いので加害者に直接訴えることは困難です。
しかし、刑事裁判の被害者参加制度を利用すると、被害者が裁判所と加害者に直接、意見を述べることができます。それによって刑事裁判の結果が変わるとは限りませんが、直接加害者に苦痛を訴えることができるための数少ない方法です。
当事務所では事案の内容によっては、被害者参加制度のサポートも無料でお受けしております。