下肢短縮等の後遺症が残存し、13級に認定された男性が総額300万円の示談金額を獲得した事案
損傷部位 | 下肢 |
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傷病名 | 左脛骨開放骨折、左腓骨開放骨折、右母指末節骨骨折 |
認定等級 | 併合13級 |
獲得金額 | 300万円 |
手続き | 交渉 |
事故の状況 | 自動車 |
事故発生からご相談までの流れ
依頼人がバイクで直進中、前方を走行していた普通貨物自動車を右側から追い越そうとしたところ、普通貨物自動車が突然右折してきたため、バイクと普通貨物自動車が衝突しました。
相談・依頼のきっかけ
- 保険会社から賠償金の提示があったが、適正かどうかわからない
当事務所の活動
- 賠償金の交渉
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
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入通院慰謝料 | 19万円 | 248万円 | 13倍 |
休業損害 | 172万円 | 205万円 | 1.1倍 |
後遺障害慰謝料 | 57万円 | 180万円 | 3.1倍 |
後遺障害逸失利益 | 82万円 | 627万円 | 7.6倍 |
過失割合 | 50% | 50% | |
既払い額 | 330万円 | 330万円 | |
合計金額 | 0円 | 330万円 |
※サポート無しの場合の金額は当初の提示金額になります。
解決のポイント(所感)
依頼人が、当事務所にご相談にいらっしゃった時点で、すでに13級に認定されていました。本件事故については、依頼人の過失が50%あるため、保険会社の弁護士介入前の提示額は、0円というものでした。
当事務所で、賠償案の内容を確認したところ、個別の損害項目については上昇の余地があり、さらに、保険会社は労災からの給付金を裁判例とは異なるやり方で控除していました。そのため、賠償金が0円となっていたのです。
そこで、当事務所で、改めて損害を計算し、さらに労災からの給付金についても裁判例に従って適正な方法で控除したうえで、保険会社と交渉を開始しました。最終的に当事務所の主張を認めさせることができ、弁護士介入前は0円だった賠償金を300万円に上昇させることができました。