頚椎捻挫等の傷害を負った20代の女性が85万円を獲得した事案
損傷部位 | 頚部 |
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傷病名 | 頚椎捻挫 |
認定等級 | 後遺障害申請せず |
獲得金額 | 85万円 |
手続き | 交渉 |
仕事内容 | 兼業主婦 |
事故の状況 | 自動車 |
事故発生からご相談までの流れ
依頼人がコンビニエンスストアの駐車スペースに駐車しようとしたところ、隣の駐車スペースに駐車していた車両が、突然後退を始めたため、依頼人の車両と衝突しました。依頼人車両、相手方の車両ともに損傷し、相手方の保険会社から依頼人には、50対50の過失割合が提示されました。
相談・依頼のきっかけ
- 自分で保険会社と交渉するのが不安
50対50という過失割合に納得できない。
当事務所の活動
- 賠償金の交渉
過失割合を中心に交渉を行いました。
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
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入通院慰謝料 | 40万円 | 56万円 | |
休業損害 | 27万円 | 29万円 | |
過失割合 | 50% | 0% | |
合計金額 | 67万円 | 85万円 | 自賠責保険の基準では原則として過失相殺がありません。 |
※サポートなしの場合は、自賠責保険の基準で算定しています。
解決のポイント(所感)
弁護士介入前の過失割合は50対50でしたが、弁護士介入後、裁判例を示しながら交渉することにより、依頼人の過失を0%にすることができました。
通院が短期間だったため、人身損害の関係では、過失割合を0にした影響は必ずしも大きくありません。
もっとも、依頼人は、修理費用との関係で、過失割合を気にされていましたので、過失割合を0%にすることで、修理費用全額を相手方保険会社の負担にすることができています。
対物保険を使うと、そのときの自己負担は少なくても、保険料は大きく上がってしまいます。この点でも、過失割合は重要になってきます。
過失割合に納得できないという方は、ぜひ一度、弁護士法人グレイスにご相談ください。