右大腿骨骨幹部骨折、右後十字靭帯損傷等の傷害を負い、12級7号の後遺障害に認定された20代の男性が1375万円を獲得した事案
損傷部位 | 下肢 |
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傷病名 | 右大腿骨骨幹部骨折、右後十字靭帯損傷等 |
認定等級 | 12級7号 |
獲得金額 | 13750000万円 |
手続き | 交渉 |
仕事内容 | 職人 |
事故の状況 | バイク |
事故発生からご相談までの流れ
依頼人がバイクを運転し、交差点を直進しようとしたところ、対向車線を走行してきた自動車が右折してきたため、依頼人のバイクと衝突し、依頼人は転倒しました。事故により依頼人は右大腿骨骨幹部骨折、右後十字靭帯損傷等の傷害を負いました。
事故後2年ほど経過してから、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
相談・依頼のきっかけ
- 初めての交通事故で、手続の流れがわからず不安
- 適正な後遺障害等級の認定が受けられるか不安
当事務所の活動
- 医療機関に対する医療照会、医師面談、後遺障害診断書作成依頼
- 後遺障害認定申請(被害者請求)
- 賠償金の交渉
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
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入通院慰謝料 | 120万円 | 340万円 | |
後遺障害慰謝料 | 94万円 | 290万円 | |
後遺障害逸失利益 | 130万円 | 898万円 | |
過失割合 | 15% | 10% | |
合計金額 | 344万円 | 1375万円 | 約4倍 |
※「サポートなしの場合」の金額は自賠責保険の基準で算定しています。
解決のポイント(所感)
当事務所で後遺障害認定申請を行った結果、膝の可動域の制限を理由として、12級7号の後遺障害等級を獲得しました。
その後の交渉においては、過失割合が争点となりました。当事務所介入前に、依頼人が物損について15%の過失割合で示談していたため、人身の交渉においても、保険会社は15%の過失相殺を譲ろうとしませんでした。しかし、刑事記録等を取り付け、粘り強く交渉した結果、依頼人の過失を5%減じ、加害者90%、依頼人10%の過失割合で示談することができました。その他の損害項目についてもほぼ裁判基準に引き上げることができています。