頚椎捻挫、左肩鎖靭帯損傷等の傷害負った40代の男性が、後遺障害等級12級に認定された事案
損傷部位 | 頚椎、左肩 |
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傷病名 | 頚椎捻挫、左肩鎖靭帯損傷 |
認定等級 | 12 |
獲得金額 | 1068万円 |
手続き | 交渉 |
事故の状況 | 自動車 |
事故発生からご相談までの流れ
依頼人が、原付を運転し、交差点を直進していたところ、対向してきた自動車が右折してきたため、衝突し、依頼人は転倒しました。
相談・依頼のきっかけ
- 自分で保険会社と交渉するのが不安
当事務所の活動
- 医療機関に対する医療照会、医師面談、後遺障害診断書作成依頼
- 後遺障害認定申請(被害者請求)
- 後遺障害認定に対する異議申立
- 賠償金の交渉
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
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入通院慰謝料 | 93万 | 128万 | ほぼ赤本基準 |
休業損害 | 94万 | 169万 | |
後遺障害慰謝料 | 75万 | 827万 | 後遺障害慰謝料と後遺障害逸失利益を合算しています。ほぼ赤本基準。 |
過失割合 | 5% | ||
合計金額 | 262万円 | 1068万円 | 約4倍 |
※サポート無しは自賠責基準の14級を前提としています。
解決のポイント(所感)
依頼人は症状固定時において、肩関節に可動域制限があったものの、画像所見がはっきりせず、主治医の診察では、原因不明とのことでした。そのため、後遺障害申請をしたものの、14級の認定にとどまってしまいました。その後、肩の外傷について詳しい医師に改めて診察を求めたところ、腱板の断裂が判明し、その結果、異議申し立てで12級が認定されました。12級を前提に交渉し、最終的に合計で1000万円以上を獲得することができました。