高次脳機能障害、構音障害等の障害を負った女性が、7級4号に認定された事案
損傷部位 | 頭部 |
---|---|
傷病名 | 高次脳機能障害、構音障害 |
認定等級 | 7級4号 |
獲得金額 | 1872万円 |
手続き | 交渉 |
仕事内容 | 無職 |
事故の状況 | 歩行者 |
事故発生からご相談までの流れ
依頼人が交差点を横断していたところ、右方から来た普通貨物自動車にはねられました。
相談・依頼のきっかけ
- 知人からグレイスの紹介を受けた
当事務所の活動
- 医療機関に対する医療照会、医師面談、後遺障害診断書作成依頼
- 後遺障害認定申請(被害者請求)
- 賠償金の交渉
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
---|---|---|---|
入通院慰謝料 | 78万円 | 230万円 | |
後遺障害慰謝料 | 0円 | 1000万円 | |
後遺障害逸失利益 | 0円 | 642万円 | |
その他 | 後遺障害等級「非該当」 | 後遺障害等級7級4号 | |
合計金額 | 78万円 | 1872万円 |
※※上記「サポート無しの場合」の金額は、自賠責保険の基準をもとに算定しています。 ※本件は過失相殺は避けられない事案でしたので、実際にお客様に最終的にお届けした金額とは異なります
解決のポイント(所感)
当事務所がご依頼を受けた時点で、依頼人は介護施設に入所していました。介護施設では、高次脳機能障害の後遺障害診断書を作成することはできませ
ん。そこで、受傷直後に搬送され、頭部外傷の治療を行った病院に後遺障害診断書の作成を依頼しましたが、すでに退院から時間が経っていることを理由
に断られてしまいました。しかし、後遺障害診断書を作成してもらえなければ、どんなに重篤な後遺症が残存していても、その症状について賠償金を支払っ
てもらうことはできません。そのため、弁護士が何度も医師に作成を依頼し、何とか、最終的に後遺障害診断書を作成してもらうことができました。
その結果、高次脳機能障害について、7級4号の後遺障害等級が認定され、後遺症に見合った賠償金をお届けできました。
実際の実務上の問題として様々な理由から「後遺障害診断書」が作成出来ず後遺障害申請が立ち行かなくなることがあります。
我々は、被害者のために多方面に粘り強く話をしていきますのでご安心して頂ければと思います。