80代の女性が多発肋骨骨折、肺挫傷、肝損傷等の傷害を負い死亡した事案
損傷部位 | 全身(多発骨折) |
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傷病名 | 多発骨折、肺挫傷、肝損傷 |
認定等級 | 死亡 |
獲得金額 | 2788万円 |
手続き | 交渉 |
仕事内容 | 無職 |
事故の状況 | 自動車 |
事故発生からご相談までの流れ
被害者が普通自動車の助手席に搭乗していたところ、交差点進入時に、反対車線を走行していた加害車両が突然右折してきて衝突しました。
相談・依頼のきっかけ
- 自分で保険会社と交渉するのが不安
遠方に住んでいる息子さんが、その地域でサポートしてくれる法律事務所を探していた
当事務所の活動
- 訴訟
自賠責損害調査事務所への調査依頼
当事務所が関与した結果
サポート無しの場合 | サポート有の場合 | 備考 | |
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入通院慰謝料 | 21万円 | 64万円 | |
その他 | 死亡慰謝料1050万円 | 死亡慰謝料2400万円 | |
合計金額 | 1255万円 | 2788万円 |
解決のポイント(所感)
被害者が事故から一月後に亡くなったため、保険会社は事故と死亡の因果関係を争ってきました。そのため、自賠責損害調査事務所に因果関係の調査を依頼し、当事務所からも交通事故と死亡との因果関係を立証するための資料を提出しました。その結果、自賠責損害調査事務所から、事故と死亡の因果関係ありと認定を獲得しました。
調査結果を受けて、保険会社も因果関係を認めたものの提案してきた賠償金は極めて低額のものでした。そこで、交渉での解決ではなく、直ちに訴訟提起をしました。最終的に、訴訟上で和解が成立し解決しました。