請求されていた慰謝料を0に出来ました
男性会社員子あり離婚請求離婚を求めた性格の不一致慰謝料原因性別養育費相手職業暴言・モラハラ子ども争点(子ども)争点(お金)
状況
依頼者である夫は、妻のモラハラを理由に離婚を要求しておりましたが、妻は全く離婚に応じる様子はありませんでした。
「とにかく早期に離婚したい。」という思いで当事務所へご来所されました。
活動
ご依頼後、妻と離婚に向けた協議を開始しました。しかし、妻は頑なに離婚を拒否し続けました。そこで、夫より離婚調停を申し立てました。その後、妻は徐々に離婚に応じる姿勢を見せてきましたが、慰謝料は200万円、養育費は22歳まで支払うよう請求してきたのです。
しかし、調停の中で、妻が離婚に合意する意思を書面に記載したことが鍵となり、調停で離婚に合意しないのであれば、裁判で離婚を請求していくと主張した結果、慰謝料は0に、養育費は20歳までとし、その他の金銭も一切請求しないという内容で合意に至り、無事離婚が成立しました。
ポイント
妻が調停の中で、離婚に合意する意思があることを書面に記載したことが鍵となりました。本件のように別居期間が短い場合は、裁判での離婚は認められない可能性が高い為、相手方の要求を認めざるを得ないケースが多いです。しかし、上記書面を証拠として使うことにより、別居期間に関係なく、離婚が認められる可能性が高まりました。
そこから一気に強気な交渉をしたことにより、相手方からの要求を大幅に減額させることが出来ました。別居期間が短いにも関わらず、金銭的負担を最小限にした上で離婚を成立させたことが大きな成功となりました。